1. 枝野さん と「うそつき」の非難

 立憲民主党の代表は枝野さんだが、マスコミの報道によると、安倍首相を「うそつきだ」ときびしく非難しているようである。 私は枝野さんに、鮮明な記憶を持っている。それは福島の原発事故の際のことである。たしか枝野さんが官房長官だったと思うが、(民主党政権で菅さんが首相だった)、福島の原発の事故につき、たびたび記者会見で説明していた。

 

 枝野さんは、 原子炉の炉心の状況について、「炉心の部分的損傷の可能性がある」と、繰り返し説明していた。 その説明を聞きながら、「何を言ってるのだろう、とんでもない、炉心のメルトダウンがとうに起こっているよ」と、家人につぶやいたことであった。 おそらく枝野氏、また当時の政府は、国民にパニックを起こさせまいとして、このような発言、事故を軽く報じる発言をしたのだろう。それは理解できるが、「うその説明」には変わりなかった、と思っている。

2.マスコミは 野党の立場で 新聞を売る

 新聞の前身は、江戸時代の瓦版である。大変だ、大変だ、と言ってふれ回れば、瓦版が売れる。今のマスコミの人たちも、政府を強く批判すれば、つまり大変だ、怪しからん、と批判すれば、新聞が売れる、と信じている人達がいる。ある新聞社の幹部は、新聞は野党でなければだめだ、と断言する。民主党がかって政権を取ったときの思い出として、ある記者の回顧だが、「これまで民主党を応援してきたが、政権党になったのだから、これからは批判に回ります」と言って、仙石官房長官から凄い顔でにらまれた、そういう記事があった。つまらぬ話である。振り回される大衆は、たまらない。

 

 その新聞の別の幹部の回顧談だが、「戦前はもっぱら軍部を応援し、財閥、重臣たちの攻撃をしていた」と言う。軍部が結局日本を廃墟にしてしまったのだが、その片棒を担いだ罪は大きい。そういう記事を、ナイーブな国民大衆は信じたのだから、やるせない話である。歴史を振り返れば、昭和天皇をはじめとする、穏健思想の重臣の方々が、一番正しかった、それは明らかであろう。ついでに記すと、良く日本はあの廃墟から、立ち直ったものである。