「食事しだいでがんは防げる」 という本ですが、この本のきっかけは、私(廣畑)がNHKの“ためしてガッテンに”出演し、食生活によるがん予防のお話をしたことからでした。これを見たある出版社(女子栄養大学)の方がすぐお見えになり、そのご依頼でこの本を書きました。
基本的に本の内容、がんを予防する食生活は、今でも変わっておりません。また面白いことに、がん以外の病気、つまり心臓病とか、脳卒中とか、糖尿病の予防にも役立つのです。多くの方がこの本を読み、実行してくださればと思っています。
(なおこの本は、該当する分野で、ベストセラーのランク入りをしたり、結構良く売れたのですが、出版不況の影響か、在庫でお終いにしたい由で、それでは残念なので、私が書いた部分を、ここに載せている次第です)
目 次
Ⅰ.がんの予防に役立つ「本当の知識と知恵」
食生活により、がんはどのくらい予防できるか
日本のがん
日本人が注意しなければいけないがん
食品、栄養とがんの関連図
Ⅱ.この食べ方ががんを防ぐ(1)
第1条 食料供給と食物摂取
第2条 正常体重の維持
第3条 身体活動の維持
第4条 野菜類および果物類
第5条 その他の植物性食品
第6条 飲酒
第7条 肉類
第8条 総脂肪と油
Ⅲ.この食べ方ががんを防ぐ
第9条 塩分と塩蔵
第10条 食品の貯蔵
第11条 食品の保存
第12条 食品添加物および残留成分
第13条 調理法
第14条 補助食品・補助栄養剤など
番外 たばこ
番外 世界6か国の食事(食生活)指針
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